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練習日記

霞ヶ関フィルの山あり谷あり飲みありの練習日記です。

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2月24日、第18回定期演奏会を開催いたしました。多くのお客様にご来場いただいたことをこの場を借りて心より御礼申し上げます。

不肖ながら、個人的な演奏会の感想を述べさせていただきます。

モーツァルトの魔笛、オペラもさることながら、序曲も非常に有名な曲。私も聞くのも演奏するのもとても大好きな曲。しかし、アダージョ明けのアレグロは我々Vn2にとって、とても恐怖の瞬間なのです。練習の度に定まらないテンポ、我が道を行く猛者たち、他の2曲が重たすぎるせいでゲネプロでもほとんど取り上げられず、本番これはどうなることやら気が気でありませんでした。
本番直前の昼休み、本番大丈夫かなぁと思っていたら、我らがリーダーから「アレグロのテンポはアダージョの2倍って思っていいからね~」と天の声が発せられました。リーダーの声のおかげでアレグロの滑り出しはこれまでになく安定していたように思います。 めでたしめでたし。

ハイドンバリエーションとブルックナーの1番については、とても体力のいる曲目で、練習の度に良い汗をかいてしまっていました。弦楽器のトレーナーの先生からは、体力をつけるために本番前に肉を食うようにというご指導をいただきました。
Vnを触りだしてから、体力の温存ということに全く気を使ったことのない私でしたが、今回ばかりは配慮が必要であると思い、ゲネプロでは力を抜き、昼には肉おにぎりと栄養ドリンクと対策を講じました。

魔笛が終わり、ハイドンバリエーションが始まると木管楽器の美しい音色が聞こえてきます。曲が進むにつれて気分もだんだん盛り上がっていきます。流石ブラームス先生は人を乗せるのがお上手じゃないですかと内心思いながら、ここで頑張って弾いてしまうと後が続かないと必死で自分を抑えます。フィナーレは我慢できませんでしたが、これくらいなら休み時間に回復すれば問題なしです。

メインのブルックナー交響曲1番は、フィンガリングとボーイングともにとても難しく、お休みが少ないため、両手を酷使しなければなりません。特に、フィンガリングで厳しい場面が多く、2楽章を終えたころには、指が悲鳴を上げ始め、4楽章のトリルの嵐でギブアップしてしまうのが常でした。しかし、今日は肉おにぎりと栄養ドリンクをお昼に食べたから大丈夫。曲が進むにつれて徐々に両腕が言うこと聞かなくなっていきました。4楽章の終盤の終盤、メノモッソに入ったところから、完全に両腕が脳の指示を効かなくなってしまったため、心で両腕をコントロールしていました。最後まで、弾ききることができてよかったです。

何はともあれ、演奏会が無事に終えることができ嬉しく思っております。
ご指導してくださった高橋先生、裏側で奮闘いただきました各係の皆様や各パートのトップの皆様、運営の皆様、大変ありがとうございました。
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