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練習日記

霞ヶ関フィルの山あり谷あり飲みありの練習日記です。

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今回は、ファゴット奏者のスタン ジャック先生が、教えに来てくださいました。
情熱的に歌声やジェスチャーも交えて楽しくご指導下さりました。
まもなく本番一ヶ月前。あーでもないこーでもない どうしよう と悩みが尽きない私達の新しい扉を開いてくださったような気付きの多い練習となりました!

内容は、ドヴォルザーク2楽章→1楽章 ブラームス1楽章前半→2楽章→再び1楽章を復習して終了といった流れでしたが、
いずれの曲も木管にとって一番思い入れがあるといっても過言ではない(あ、これは筆者個人的な話かもしれませんが(笑))2楽章と曲の最初を徹底的に見ていただけたのは大きな収穫でした。

殆どが(指揮ではなく)自分達で始めて自分達でテンポやアンサンブルを作っていくのを聞いていただきながらご指導くださりましたが、皆での音楽の始め方についてもみっちり教わりました。
1、2、、とザッツを出して入るというより音楽に合わせて深くブレスをとり皆で「一緒に」歌い始めるイメージ。特に曲の開始は繰り返し上手くいくまで行いました。

一人一人に、今は△△になってしまってますから〇〇にしましょう!と、分かりやすく比較して説明してくださったり、またそれぞれのフレーズのイメージや形を歌ったり「散歩」「朝露」「花火」等 分かりやすい言葉で明快でした。

・スタッカートの形、イメージ、長さ
・スラーの最後の音の処理の仕方
・フレーズの最後や下がるときに音楽のエネルギーを失わない
・それぞれのフレーズに色、イメージをしっかりもって演奏しよう
・スラー内の細かい音やリズムもひとつひとつしっかりと

色んな曲を演奏する上で大切なことばかり、
とても基本的なことに立ち返らせてくださりました。

加えて個人的に、とても悩んでいたドヴォルザークの1楽章78や2楽章のソロ等も理解を深め、方向性を固めることが出来たのも収穫でした。

目から鱗がボタボタと落ちましたが、中でも
ブラームス1楽章の68でfに向かって
「押すのではなく引くのです」
て表現はなるほど!て思いました。

最後に
スタン先生のありがたい御言葉を

意味のない音なんてひとつもない
あなた達はみんなソリストです!

みんなで聞きあって音程を合わせましょう。
単に442に針が指せばいいんじゃない。
誰が正しくて誰が間違っているとかは無いんだ。
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追記
強弱よりキャラクターのほうが大切
姿勢が大切
音楽するしあわせ、友達と一緒に自分たちの音楽を作っていくこと
(また録音を復習して思い出したら書きます)

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