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練習日記

霞ヶ関フィルの山あり谷あり飲みありの練習日記です。

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前回に続き、森下文化センターでの練習でした。ホールが広いと、贅沢にスペースを使ってセッティングしたくなってしまいますが、遠いと演奏しにくいので気を付ける必要がありそうです。

今日はハープの三村先生が来団され、ハープとの初合わせでした!高級感のあるハープの音が入ると、オケ全体の音がグレードアップする気がします。とくにカルメン第一組曲のIntermezzo、アンコール曲のフルートはじめ木管楽器とハープの合奏が愛情あふれる感じでとても美しかったです。ハープの音色に恥ずかしくないようなオケの音になるようにしたいですね。

練習日記を書くのは初めてなので、今日は先生の名言録を一部残しておこうと思います。
「死の音楽」の激しさ:カルメン第一組曲Prelude冒頭。弦楽器のトレモロは弓元から激しく弾く。
「運命に抗うこと」と「抗い難さ」の闘い:第一組曲Preludeの最後。旋律は抗う(前へ)動き、低音の四分音符は動かしがたい運命を表す(テンポキープ)。
「君が代」ではなく「マーライオン」:Aragonaiseの110あたりの木管楽器の下降音型。息のスピードについての指示。文字にすると意味不明ですが、管楽器の方はお分かりになるかと…。(息のスピードで音が全然違う、というのは弦楽器の私にはとても興味深いです。弦楽器の弓の速度のようなものでしょうか。)
「闘牛と愛の歌の区別」:第一組曲LesToreadorsのCの前後の区別。愛を語るときには闘牛の勢いはいらない、ということでCの前で一回収めて別のムードにする。
「悪者が勇気を出している音楽」「みつかったらばれるからこっそりと」:第二組曲Marche des contrebandiers. 

そのほか「耳元でふっと愛を囁く」、「待ってないで誘惑する」、「喘ぎの音楽」など、カルメンならではの愛情表現がたくさんありました。みなさんが楽譜にどうやって書いているのか気になるところです(笑)。
イメージを共有することで音が変わるのがオケの面白いところだと思うのですが、先生の話すイメージはとてもわかりやすい&記憶に残りますね。これが本番でお客さんに伝わるように演奏できればいいなと思います。
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