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へっぽこVn弾きKです。
今回の室内楽演奏会ではバッハのゴルドベルク変奏曲弦楽三重奏版と、プレイエルのフルート四重奏に参加しています。
(それからグリーグの弦楽四重奏にも出演しますが、ひとまず今日はバッハとプレイエルのお話を)
フルート四重奏はFl,Vn,Va,Vcで構成されており、ゴルドベルク変奏曲はこのうちの弦三人で演奏します。
メンバーが重なっているので、午前中はゴルドベルク、午後はフルート四重奏、というように同じ練習場所で続けて練習しています。
普段のオーケストラ練習の場合は正味3時間半程度のうえ、ところどころ休みがあったりするものですが、室内楽の練習の場合は全員ほぼ弾きっぱなし・吹きっぱなしです。
その上弾いている間、自分の音はもちろん他の人の音にも気を配りつつ全体の音楽を考え、楽譜に書かれていることを演奏に反映させるべく神経も最大限使います。
全ての練習が終わるころには全員へとへと。ただの楽器の練習と侮るなかれ、結構、いやかなり体力を要するのですよ…
それでも練習は楽しいですね!
フルート四重奏は貴族のサロン的な、華やかで楽しい雰囲気の曲。
一方ゴルドベルク変奏曲は(諸説あるものの)眠りに誘うために作られた曲という逸話の通り、夜や眠りの雰囲気が漂う曲です
(とはいえ変奏によっては返って目が覚めるんじゃないかというくらい動きがあり、それもまた弾く側としては面白かったりします)
このように曲の印象がだいぶ異なることもあり、長時間であっても楽しく練習できています。
またオケとは違い、演奏者同士が密に会話を交わし、演奏を作り上げていくことも楽しさの一つです。
早いもので、本番までの練習は今週末の1回を残すのみ。
華やかなフルート四重奏、落ち着いたゴルドベルク変奏曲をより良く演奏できるように、最後の練習を頑張ります。
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