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練習日記

霞ヶ関フィルの山あり谷あり飲みありの練習日記です。

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 広報担当某ばよりん弾きです。
 遅くなりましたが、弦分奏だより+αをMLから転記します。

----->8 ----->8 ----->8

ベートーヴェン/英雄
 
第1楽章:
 p、sfはハッキリ。ppは特に小さく。強弱に気を付けて。
 クサビ部(スタッカーティッシモ。▼のついている音符)は、弓をすくうようにして切る。音をはっきりと。

第2楽章:
 61小節目(Va以下):sfは「ガツン」ではなく、厚みのある音で。「ぐーっっ、と押し付けるような」音のイメージ。
 ストバイ楽章冒頭 :符点に神経質に(合わせること)/フラットなsotto voceで。抑揚をあまりつけない。ブレスを意識する。
 4小節目セコバイ :Fis(ファ♯)を意識。セコバイだけの動きなので。 
 
 三連符はユニゾンなので、「ユニゾンである」ことを意識すること。
 転調するときは雰囲気を変える意識をもって演奏すること。

第3楽章:
 全体:きざみ、遅れない。かっちり弾く。
 音の長さが皆違うので、合わせて弾くこと。メロディになる(音が動く)と特にひどくなるので注意。
 時計が時を刻むようにカッチリ弾く。
143小節セコバイ:
 刻みでテンポが遅れないように。チェロ、ヴィオラの音を聴きながら弾くこと。

第4楽章:
 全体:符点やスラーの時に音を長く取ってしまうことがあるので注意。
 逆に詰まってしまうこともあるので、これまた注意。
117小節目以降:
 各パートでフーガ風追いかけっこ。
 「難しそう」な所に惑わされず、落ち着いて弾くこと。
 自分のパートが登場するときは「登場」っぽく。
 スラー→タカタカ、の動きで「タカタカ」が速くなる。注意。
183小節目ストバイ:
 目立つのでしっかり。
 Prest:拍頭を合わせること。右手をしっかりコントロール。
 
----->8 ----->8 ----->8 ----->8 ----->8 ----->8
 
 練習の感想です。
 第2楽章冒頭を、まかなさんの指導の下みんなチェックポイントを意識しつつ弾いたところ、意識していない演奏よりも、当たり前ですがずっと良くなりました。
 筋トレでも、筋トレしている部位に意識を向けながらトレーニングするとトレーニングの成果が上がるのだそうです。
 それと同じく?演奏でも頭を使って意識して、注意して弾くと、ずっと良い演奏ができるのだと思います。
 というわけで、がっつり注意点に意識を集中しつつ演奏したいものですね。


 ほか、私から提案?みたいなものを。

 英雄の楽譜では「cres.」のようにクレッシェンドが文字表記のみであることが多いです。
 英雄は強弱の表現が非常に重要ですので、こうした文字表記のところは自分で松葉記号「<>」を追記しておいたほうが良いように思います。
 文字だけだとうっかり見落としてしまいそうなので。
 
 
 以上です^^

 
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