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練習日記

霞ヶ関フィルの山あり谷あり飲みありの練習日記です。

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霞ヶ関フィルは創立当初は年1回の演奏会でしたが、その後、半年ごとに年2回の演奏会を行う時期を少し経て、2012年くらいから現在のようにおおむね8か月ごとの「2年に3回」ペースで演奏会を行う形が定着しています。

前回の第22回定期演奏会は、本年2月に行われました。すると、通常のペースであれば第23回定期演奏会は本年10月というところなのですが、ホール予約の競争率が高かったためか、10月に演奏会を開こうにも会場を確保できず、結局、第23回定期演奏会は本年8月上旬、つまり、前回演奏会から半年も経たないうちに行うことになりました。2月の演奏会の帰り道、まだ前日に降った雪が残る中、同じパートの面々で歩きながら、決まったばかりの8月の演奏会の演目を頭に浮かべて「これは厳しいことになりそうだね…」と話したのが思い出されます。

そして始まった今シーズン。5月の大型連休最後に入った初回以降、短期促成が求められることになり、特に弦楽器側はほぼ毎週のペースで練習が入ることとなりました。毎週となるとなかなか前の練習でいただいた指摘を自分の中で定着させることができなかったというのは言い訳にすぎませんが、事前の予想どおり厳しいことになってしまったというのは弦楽器弾きである私自身の感想です。特に、今回の演目は中曲として弦楽合奏の曲が選ばれているほか、その他の曲も含めていずれも弦楽器奏者には弾きごたえがありすぎるほどのプログラムで、各回の練習において弦楽器の各パートに対して時間が割かれることが多くなり、管打楽器の皆様に申し訳なかったな…と個人的には思っています。

指揮の川崎先生は先々を見据えて、初期の段階から、例えば「長いクレッシェンドを意識した譜読み・練習を行うように」といったご指示をくださったほか、曲の情景、そこから導かれる音色などの音作りをイメージしやすいようなお話をいただいたりと、工夫してくださったように感じています。また、弦分奏ではトレーナーの服部先生から前曲・メイン曲のベートーヴェンと中曲のレスピーギの弾き方の違いなど、実践的なご指導をいただきました。

そして、練習を重ねて迎えた本番の日。あろうことか新型コロナウイルス感染症の「第7波」真っ只中となってしまいましたが、団員・エキストラの皆様、誰一人欠けることなく舞台に集まることができました。これまでの練習会場とは響きも違い、ステリハでは戸惑いもあったように思いますが、本番の前曲冒頭、オケが一体となった響きがホールに広がったときに、「あぁ、この時を迎えられてよかった…」と舞台上で実感しました。その後、時に小さな奇跡も重ね、時に各自の強すぎる思いが各所であふれて慌てることもありましたが、最後まで無事に演奏しきることができました。団員それぞれの周囲の皆様も含めた協力、そして、ご来場いただいたお客様のおかげで、演奏会を終えることができたこと。本当にありがたく、感謝しています。ありがとうございました。
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2月11日、第22回定期演奏会を行うことができました。当初2020年10月の予定だったところ、諸事情を鑑みて2021年6月に延期、そこからさらにもう一度延期して、3度めの正直です。だれひとり欠けることなくこの日を迎え、お客さまに私たちの演奏を聴いていただけたことにほっとしています。

龍弦先生との演奏会は、2019年6月の第20回記念演奏会以来。昨秋に活動再開し再びご一緒できるまであんなに待たなくてはいけないなんて、予想だにしていませんでした。

そろりそろりと活動再開するにあたり、管楽合奏と弦楽合奏を初めて定期演奏会で取り上げました。練習会場の利用人数制限等も背景にあっての選曲でしたが、いつもとはまた違った楽しさがあり、難しさがあり、良い経験になりました。
そして、運命。またみんなで音楽ができる喜びを4楽章で思いきり表現できたと思います。

この状況下での演奏会開催ということで、当日の運営についてもさまざまな検討が必要でした。その甲斐あって何事もなく午前のリハーサルと午後の演奏会を終えることができ、感謝です。

今回、合奏も演奏会もこれまでとは勝手の違うことがいろいろありましたが、最後に。。。そうです、大人数での会食ができないので、打ち上げができません。それで、初めてZoomで行いました。
ふたを開けてみれば、話もはずみましたし、いつもなら車だから参加できないという人も参加できましたし、とても楽しめてよかったです。なんでも、数人だけになってもまだ続き、終わったのは日付が変わってからだったとか。
あっという間に1月も末。1月29日は古石場文化センターで、運命全楽章の練習を行いました。

管楽器・打楽器も勢揃いで、演奏しながらオーケストラの響きを堪能することができました。やはり弦・管・打楽器揃っての合奏は楽しいです。管弦楽の醍醐味ですね。

とはいえ運命は難しい。
先生には細かく丁寧にご指導いただいているのですが、「ベートーヴェンが表現したかった音楽に近づけているのか?」というと……
まだまだ精進せねばなりません(永遠の課題ですね)

しかし!練習を重ねるごとに、団の音楽が着実にまとまってきたように思います。
今回はコロナ禍以前に比べ練習回数も少なく、ソーシャル・ディスタンスを保つため弦楽器はプルトを組まず1人1人離れて演奏する等、これまでとは勝手の違うことが多々あります。何せ昨秋まで、集まって練習すらできなかったですし…
そうした制約のある中でも徐々に「霞フィルの音楽」の形がはっきりしてきたことは、個人的にはとても嬉しいです。

本番まで残り2週間。健康に留意し、良い演奏をご披露できるよう最後まで頑張ります。
1/8 は、フルメンバーとの初顔合わせでオケらしい形の合奏でした。
コロナ禍でメンバー不足の為、金管はほぼエキストラの皆様の
サポートを受けて演奏会に臨みます。エキストラの皆様に感謝です!

通常より練習回数が少ないのでソーシャルディスタンスの演奏に
慣れなければならないのですが、フルメンバーが揃うと
また新たな課題が生まれました。残り僅かな!練習で修正しなければ。。。

運命の4楽章は、やはり金管が加わると気持ちが上がります♪
しかし!運命の1楽章冒頭は、音符はシンプルなのですが、
ホント〜〜〜〜に難しいんです!!
本番の緊張が、良い緊張に代わり表現に乗ってくれれば良いのですが。。。

前半は、ディヴェルティメントでした。
モーツァルトらしいワクワク感、遊び心があるような
各パートとの掛け合いの演奏にしたいです♪♪

1/10の練習は、運命の2、3楽章でした。
トランペットは、高橋先生からお褒めの言葉がありまして、
「2楽章はハ長調らしい良い感じ」、「3楽章は、この曲をよく掴んでらっしゃる」など♪♪(Bravo〜)
個人的には、本日の2楽章、コンミスさま不在でしたので、
いつもにも増し音程、出だし諸々、酷かったと大反省…。
毎回いかに頼っているかを痛感しました。。。

来週は、弦分奏なので、モヤモヤしている部分は
トレーナーの先生にアドバイス頂きクリアにして、月末の最終合奏に臨みたいです!
今日は運命1、4楽章とグノー全楽章の練習でした。

運命は、譜面の音符はシンプルですが、緊張感を出す音と響きを広げる音、強く叩く音や遠くで鳴っているようにする音、柔らかくする音…
と、表現を変える必要があり、あらためて、譜面は音程とタイミングだけを表した記号であって、それをどんなフレーズ、音色に肉付けするのかが演奏者の仕事だと感じました。

「運命」という通称の由来となった「運命はこのように扉を叩く」のエピソードは作り話かもしれない、という話があるそうです。
キアオジという鳥の鳴き声を表しているという説があるとか。そうするとだいぶこの曲に対する印象が変わってしまいますね。
田園(交響曲第6番)と同じ年に作曲されたということも後者の説を補強していますが、、どうなんでしょうか。

音楽家として貴族の庇護から独立し、人類の幸福を追求するという大きなスケールの気概を持ったベートーベンは、一方で普段は自然の中を散歩することを好み、そこから曲のインスピレーションを得たと言われています。
そんなベートーベンの世界観というのものは、自然の美しさの中に同時に世界の不条理(運命)に対峙する魂が融合されているようなものなのかもしれませんね。
とすると、キアオジの声を表した曲だけど、運命と力強く対峙する精神を同時に表した曲になっちゃうこともあるのかもという気もしてきますね。

グノー(小交響曲)は室内楽曲で、息づかいや小さな抑揚が、大規模編成の曲よりも繊細に扱いやすく、聞く人の心をワクワクさせる気がします。
同じような動きが繰り返されるけれど、その中で和音の変化に巧みなギミックが用いられているので飽きることなく楽しさが持続するようです。
そのカラクリを紐解いて、味わって演奏できるととても楽しめそうだし楽しんでいただけると思うので、お勉強しようと思います。

また次回、楽しみです。
高橋先生をお迎えしての練習3回目、運命2、3楽章とモーツァルト全楽章を行いました。
バイオリンとチェロに、前回見学に来てくれたお二人が入団されました!
それに加え、弦には5人のエキストラの方に参加いただいたお陰で、音が厚くなり、私のような未熟者には、安心して弾ける回になりました。
合奏では、高橋先生のご指導のもと、どんどん音に方向性ができて、まとまっていくのが感じられ、オケの楽しさをしみじみ味わうことができました。
練習中の先生の喩えはわかりやすく面白くて、つい誰かに話したくなるものが多いのですが、今回は、ベートーベン3楽章最後の弦が入るところでの、プールの喩えがツボにハマりました。帰って小6の息子に言わずにいられませんでした。
本番まで数少ない練習なので、1回1回を集中して、楽しみたいと思います。

Vn2 F.A.
2020年2月24日の演奏会を最後に、2020年10月と2021年6月に予定されていた演奏会を延期しました。
そして、いろいろな検討を重ねた上で、2022年2月11日の演奏会開催へ向け、活動を再開しました。
検討と準備、キャンセル、また検討と準備、またキャンセル、のあと、想いと労力が報われる場が、ようやく来ました。

今日は、本当に久しぶりの全奏。
しかも、指揮者の高橋先生とは、2019年6月の演奏会以来。あのときは、再びご一緒できるまでこんなに待たなくてはいけないなんて、予想だにしていませんでした。
入館時の手指消毒、マスク着用、距離を取ったセッティング、換気などなど、以前とは勝手の違うことがいろいろあります。

先生とコンミスの肘タッチで始まり、運命全楽章に取り組みました。
他のオケで活動再開していた者もそうでない者もいますが、霞フィルの仲間で再び一緒に音を出すことができて、しかも運命という曲でそれができる、格別です。
また、初回にもかかわらず、お馴染みのエキストラさんや見学者の方も参加くださり、豪華メンバーでした。大変ありがたいことです。

まずは全楽章通し、正直、いろいろいろいろあり、なんとか通った?くらいでした。距離をとったセッティングのせいもあったと思います。
返しで先生のご指導をいただき、その演奏については、初回&ブランクがあるにしてはなかなかいいじゃない?というのが、個人的な印象です(録音を聞いたら違うかもしれませんが。。。)。
以前、先生方から「霞フィルは反応がいい」とのコメントをいただいたことがあったのを思い出し、その個性は健在なのか、と思いました。

T氏による「旅先のお土産配布」も健在でした。

とはいえ、9月から合奏開始する予定だったところ延期しての活動再開ですから、少ない合奏回数で心を合わせて取り組めるよう、我々にしてはめずらしく、どの日に何をやるかすべて決めてあります。
どうか、これからのひとりひとりの準備と合奏での積み重ねで、お客さまに「来てよかった」と思っていただける演奏をお届けできますように。

そして。。。
団としては大人数での反省会はまだ禁止なのですが、新入団員の方のささやかな歓迎会を3人でしました。
当団御用達の中華屋さんのいつものおいしいものは健在、お父さんもお母さんも元気そうでよかった。また、みんなで行けるときが来ますように。
10月16日、本当に久しぶりに霞ヶ関フィルの練習が再開しました。

2020年2月に前回の演奏会を終えてから、実に2年近く。
その間、誰も想像しなかった世の中の大きな変化があり、
音楽愛好家の私たちにとっても予期せぬ試練の日々でした。

私自身、コロナ禍直前の演奏会以来の合奏だったので、
緊張と楽器が弾ける喜びと、何とも言えない浮足立った気持ちで当日を迎えました。

集まった仲間たちの中には、
早くもかけもちの他団体などで演奏活動を再開しているメンバーもいれば、
私と同じような状況のメンバーも。

それぞれに異なる状況でしたが、ともに音楽ができる喜びを噛みしめつつ、
換気、ソーシャルディスタンス、など「新しい演奏形式」にも注意を払いながら
練習をスタートさせました。

あまりにも時間が空いてしまったので、
どんな合奏になるのかとても心配だったのですが・・・
モーツァルトのディヴェルティメントK136の出だしの音を聴いて
私は確信しました。

「この音なら、今回の演奏会も大丈夫!」

そのくらい、澄み切った美しい音でした。

・・・とはいえ、その後の楽章や、ベートーヴェン 運命の練習を進めると
これではいけない、と各人、個人練習の必要性を感じざるを得ないフレーズも
多くありました。

今日はとにもかくにも、再び気心知れた仲間と共に音楽を奏でる喜び、
今まで普通にあるものと考えていた気持ちや、音楽に対する自身のパッションを
改めて自覚する練習再開日となりました。

今期は練習が少ないからこそ、毎回が充実した練習になるように、
そして、皆が健康で安全に練習し、当日を迎えることができるように、
それぞれ研鑽と配慮を重ねていきたいと思っています。

1st Vn M.A.
2月24日(月・祝)、霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団の第21回定期演奏会が無事に終了しました。
ご来場頂いた皆様、ご指導頂いた川崎先生、ご協力頂いたホール関係者など関係する全ての皆様に心より御礼を申し上げたいと思います。

今回のメイン曲は、ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」。
私にとってこの曲は、とても思い出深い大切な曲目です。

―2011年3月上旬、当時の霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団は、1ヶ月後に控えた第8回演奏会に向けて精一杯練習をしていました。
第8回演奏会のメイン曲はベートーヴェン交響曲第3番「英雄」。悠然と、そして堂々とした風格の素晴らしい交響曲であり、若さ溢れる演奏ができるよう日々取り組んでいました。
これを一転させたのが、3.11の東日本大震災です。震災発生の翌日の練習は当然中止。その後、度重なる地震や電力不足の影響から「演奏会を中止にするべきではないか」との議論が団内でありました。
その際団長だった私は、議論の末、団として何ができるかを考えた結果、霞ヶ関フィルの演奏を少しでも多くの方に聴いて頂き、元気で前向きな気持ちになってもらいたいという思いの下、演奏会を実施することを団として決めました。
もちろん、照明を暗めにする、緊急時に備えた体制を確保するなど、様々な対策を講じた上での開催です。
演奏会後のアンケート結果を見ると、「とても明るい気持ちになれました」「予定通り開催してくれて本当にありがとう」といった声ばかりであり、今でもなお、第8回演奏会を実施して本当に良かったと感じています。

今般のコロナウイルスを巡る一連の動きも、第8回演奏会の時に似ていました。
今回は私は副団長の立場でしたが、様々な大規模イベントが中止になる中、当団の演奏会を開催するべきか否か、という議論が今回もありました。そして、団として、スタッフのマスク着用、マスクをお持ちでないお客様へのマスク配布、お客様への咳エチケット呼びかけなど、最大限の対応をしながら開催することにしました。
その結果、今回の演奏会でも、演奏会開催を心から喜ぶ多くのメッセージを頂きました。

いずれも「英雄」という曲目が幸いしたのかも知れませんが、第8回演奏会、第21回演奏会の結果を見ても、音楽が人に与える力はとても大きいものだと感じさせられます。

さて、個人的な話ではありますが、第21回演奏会終了をもって、私は仕事の都合で霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団を休団します。
団の設立以来、私はこのオーケストラの演奏会を経験してきましたが、音楽は本当に難しいものだと日々痛感しています。
時には巧く演奏できることもあれば、そうでないときもある。音楽はまさに一期一会です。
しかしだからこそ、このオーケストラで、このメンバーでないとできない良い音楽というものがきっとあります。
そうした音楽を、自分にとって大きな節目となる今回の演奏会でお客様の心に少しでも伝えられたのであれば、これほど幸せなことはありません。

霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団は、今後も演奏活動を続け、お客様の心に響く音楽を目指していきます。
これからも、霞ヶ関フィルハーモニー管弦楽団をよろしくお願い致します。

Viola 堀口岳史
9月は7日、14日と2週連続しての練習、そして次回演奏会を指揮してくださる川崎先生との初練習となりました。
川崎先生は、5年ぶりに霞ヶ関フィルの指揮をしてくださるので、再会を喜ぶメンバーも。
6年ぶりにオケに戻った私にとっては初めてで、ドキドキの練習でした。

どちらの日も、ベートーヴェンの交響曲第3番から。
かの有名な「英雄」とあり、人生でもう何回目というメンバーも多く、
私も霞ヶ関フィルでは2回目の曲。

川崎先生は、ベートーヴェンは「品がいい」と表現されていましたが、
ダイナミクス、和音の構成、などなど曲の要素の全てがごまかしが効かないというか^^;

そのせいか、この曲は私にとってはものすごく疲れる曲で、
1楽章を終えただけで目も左指も右手も、すべてがヘトヘト。

ベートーヴェンの「品がいい」音楽を味わうのは簡単でも
それを再現するのはまだまだ修行が必要そうです。

そして、メンデルスゾーン作曲 序曲「リュイ・ブラース」。
先生からは、血気盛んな雰囲気を、との助言をいただきました。

というのも、この「リュイ・ブラース」はヴィクトル・ユゴーの戯曲をもとにした
若き青年の悲恋物語、、、というわけで、早いパッセージも
その青年らしさを音にのせるイメージで演奏することにトライしました。

・・・・・

川崎先生の練習は、毎回印象的なキーワードでアドバイスをくださったり、
まるでオペラ歌手のような惚れ惚れする美声で音の表現を教えてくださるのが、
密かな楽しみになっています。

次回演奏会は来年2月。
長いようで短い練習期間を、先生の素敵なアドバイスと共に大切に重ねていきたいと思います!

(1st Vn. 赤谷麻愛)
とうとう来たか…本番。 お天気が良くなくてお客様が来てくれるか心配でしたが、たくさんいらしてくださいました‼︎ 良かった良かった‼︎パチパチ‼︎ 今回の本番会場、聴きにきたことはあったけど演奏側は初めて。 こじんまりとまとまった会場で気に入りました。広すぎると、周りの音がばらけて聴きにくくなるし、編成人数もちょうど良かったと思います。 リハ終えて、いよいよ本番! しかし、今回の曲…難しかったぁ。 でも、どちらも素晴らしい曲‼︎ ブラームス はトップを務めさせていただいたけど、最後まで悩み続けました。音程、テンポ、歌い方…等々。 私なんかが、ブラームス の曲を弾きこなせるハズがないと思いながらも、あの美しいメロディーを台無しにしたくないとの思いから、頑張ったかな~と思います。 本番はパートの皆んな、気持ちひとつになった感じで良かったと思います‼︎^_^ アンコールのエニグマ、良かったですね。 弾きながら感動しました。 今年の頭から練習開始して、約半年間いろいろありましたが、運営の皆様、オケの皆様、お疲れ様でした‼︎ また頑張りましょう‼︎
今月はヴァイオリン奏者の服部奈々先生との弦分奏、ファゴット奏者のStan Jack先生との木管分奏があり、高橋先生との全奏は4月末以来でした。
それぞれのセクションの、分奏で得た学びが伺える合奏だったと思います。
一方、演奏会が近くなって、練習会場は大きめのところをいろいろ使うという時期になっており、違う部屋での慣れない響きに戸惑う感じもありました。

コンマスが海外出張で不在だったため急遽代理コンマスを引き受けてくれた団員は、以前の所属団体では昭和の世からコンマスをやっていたという大先輩。
8年ぶり?とのことでしたが、ベストを尽くしてくれ、我々としても大いに学ぶところがありました。

今日の合奏では、服部奈々先生がファーストヴァイオリンの一番後ろで一緒に弾いてくださり、いろいろとご指導くださいました。ヴァイオリンのみならず他の弦楽器についても的確なアドバイスをくださり、また、実演してくださる内容は管楽器奏者にとっても大変ためになるものでした。

霞ヶ関フィルは反応が早く指導のし甲斐がある、とのお言葉を先生方からいただきました。
とてもうれしいお言葉ですが、気づけばできることが自分たちだけではできていないということでもあるのではないかと感じました。
個人的に、分かっているけれど集中力が維持できずできないといったこともあるので、コンディションを整え、前回のStan Jack先生の「おろそかにしていい音なんてひとつもない」を心にとどめ、合奏に臨んでいきたいと思います。

演奏会まであと1ヶ月弱、本番でよりよい演奏をお客さまにお届けできますように。
今回は、ファゴット奏者のスタン ジャック先生が、教えに来てくださいました。
情熱的に歌声やジェスチャーも交えて楽しくご指導下さりました。
まもなく本番一ヶ月前。あーでもないこーでもない どうしよう と悩みが尽きない私達の新しい扉を開いてくださったような気付きの多い練習となりました!

内容は、ドヴォルザーク2楽章→1楽章 ブラームス1楽章前半→2楽章→再び1楽章を復習して終了といった流れでしたが、
いずれの曲も木管にとって一番思い入れがあるといっても過言ではない(あ、これは筆者個人的な話かもしれませんが(笑))2楽章と曲の最初を徹底的に見ていただけたのは大きな収穫でした。

殆どが(指揮ではなく)自分達で始めて自分達でテンポやアンサンブルを作っていくのを聞いていただきながらご指導くださりましたが、皆での音楽の始め方についてもみっちり教わりました。
1、2、、とザッツを出して入るというより音楽に合わせて深くブレスをとり皆で「一緒に」歌い始めるイメージ。特に曲の開始は繰り返し上手くいくまで行いました。

一人一人に、今は△△になってしまってますから〇〇にしましょう!と、分かりやすく比較して説明してくださったり、またそれぞれのフレーズのイメージや形を歌ったり「散歩」「朝露」「花火」等 分かりやすい言葉で明快でした。

・スタッカートの形、イメージ、長さ
・スラーの最後の音の処理の仕方
・フレーズの最後や下がるときに音楽のエネルギーを失わない
・それぞれのフレーズに色、イメージをしっかりもって演奏しよう
・スラー内の細かい音やリズムもひとつひとつしっかりと

色んな曲を演奏する上で大切なことばかり、
とても基本的なことに立ち返らせてくださりました。

加えて個人的に、とても悩んでいたドヴォルザークの1楽章78や2楽章のソロ等も理解を深め、方向性を固めることが出来たのも収穫でした。

目から鱗がボタボタと落ちましたが、中でも
ブラームス1楽章の68でfに向かって
「押すのではなく引くのです」
て表現はなるほど!て思いました。

最後に
スタン先生のありがたい御言葉を

意味のない音なんてひとつもない
あなた達はみんなソリストです!

みんなで聞きあって音程を合わせましょう。
単に442に針が指せばいいんじゃない。
誰が正しくて誰が間違っているとかは無いんだ。
この日はオーボエ奏者の先生に管楽器の分奏を見ていただきました。

いろいろな指摘、コメントをいただいて、それぞれにとって心に響いたポイントも様々だと思いますが、ぼくは、「オーケストラは社会生活と似ている」というコメントが面白かったです。

下記は社会生活に対応して考えると、おもしろいですね。↓
・周りで何が起きているかを察知しながら、それに合わせて自分を変化させていく。
・その時その時で音楽の核になっている部分(パート)をとらえて、それ以外は控える。
・指揮者のコメントを文字通り受け取るだけではなく何が求められているのかを考える(もちろんその結果「言った通りにやってくれ」となることもまたあるでしょう笑)

ところで、社会とは、何を実現するものなのでしょう。秩序ある暮らし、平安、調和?

この霞ヶ関フィルハーモニーという社会は、何を実現しましょうか^^

それでは、本番に向けて、練習がんばっていきましょう〜
12月22日、有志による室内楽演奏会を久しぶりに実施しました。
当団は通常2年に3回(2月、10月、6月)定期演奏会を行っていますが、第19回定期演奏会はホール予約の関係で9月頭でしたので、1月に第20回記念演奏会に向けての合奏を開始するまで間が空いている、これぞ室内楽演奏会を実施する好機!ということで、やりたい人を募って実現したものです。

それぞれに練習を重ねてきた7組が参加。古い曲も新しい曲も、硬い曲も柔らかい曲も、その編成のためのオリジナル曲も編曲ものも、と、多彩な内容でした。こういった機会でないと触れることのないいい曲を聴くことができ、それぞれのグループのアンサンブルを楽しめて、良い時間でした。
やはり、オケもいいけど室内楽も楽しい。
演奏しない団員やゲストの方も聴きに来てくれました。

演奏会の運営は、各グループからひとり何か仕事を受け持つかたちにしました。それぞれに工夫して動いてくれてとてもよかったです。

久しぶりの東大島、改装後に4階に上がったのははじめてでしたが、とってもきれい。音の響きも変わりました。合奏で使うのが楽しみです。

終演後は、これまたお久しぶりのいつもの中華へ。
相変わらずおいしかった。お母さん、お父さん、次シーズンもお世話になります。

フルート三重奏&四重奏:
高山宏樹/月明かりの照らす3つの風景
 Ⅰ  Moderato
 Ⅱ Andantino
 Ⅲ  Allegro vivace
伊藤康英/「フルーツ・パフェー 4本のフルートのための組曲」より
 Ⅰ  フルーツ・パフェ Fruits parfait
 Ⅲ  チョコレート・ダモーレ Cioccolata d'amore 
 Ⅳ  ジェラート・コン・カフェ Gelato con caffe

クラリネット五重奏:
ブラームス/「クラリネット五重奏曲」より
 Ⅰ Allegro
 Ⅳ Con moto

木管二重奏&三重奏:
ロータ/3つの小品
 Ⅰ 古いカリヨン Vecchio Carillon
 Ⅱ オールドロマンス Vecchia Romanza
 Ⅲ 風車 Il Mulino 
カンビーニ/「三重奏曲第2番」より
 Ⅰ Allegro Affettuoso
ハイドン/ロンドントリオ
 Ⅰ Allegro Moderato
 Ⅱ Andante
 Ⅲ Finale 

トロンボーン四重奏:
ティボル/「序奏とテーマ 変奏」より

弦楽四重奏:
チャイコフスキー/バレエ組曲「くるみ割り人形」より
 行進曲
 葦笛の踊り
 中国の踊り
 アラビアの踊り
 トレパーク
 花のワルツ

木管四重奏:
ドビュッシー/レントよりおそく
グノー/操り人形の葬送行進曲
トマジ/「田園のコンセール」より
 Ⅰ Ouverture ウーヴェルチュール 
 Ⅱ Minuetto メヌエット
 Ⅴ Tambourin タンブラン
ヴォワラン/2つの小品
 Ⅰ Noctiluque 夜光虫
 Ⅱ Batifolage 浮かれ騒ぎ

弦楽四重奏:
久石譲/映画「魔女の宅急便」より
 海の見える街
モーツァルト/「ディベルティメント K138」より
 Ⅰ Allegro

トロンボーン四重奏:
ラフマニノフ(古川武典編)/「交響曲第2番第3楽章 アダージョ」より
廣田純一/「 大樹(たいじゅ)」
12月8日 1か月ぶりに5人揃っての練習です。 こ、こ、この曲ご存知の方もいらっしゃると思いますが、はっきり言って難曲デス。 ブラームスらしいといえばブラームスらしいひねくれたところが盛りだくさん。 今回、1楽章と4楽章を発表予定でございますが特に1楽章のアンサンブルの難しさといったらまぁ。そもそも拍がとりにくく、誰かがずれるとなんだか合っているのか間違っているのか何を弾いているのか(?!)わからなくなります。 とはいっても、9月から練習を開始したため、それなりに進歩は感じておりますが、課題が…イヤ、特に個人的な課題が山ずみなのであります。なんとかしなくては、しかしあと2週間!!も、なかった!!!ど、ど、どうしよう。一人、心は焦りつつも行動(楽器練習)に移せずに明日こそ!明日こそ!の毎日に。そんなこんなでもう週末が目の前に。ひきこもって練習しなければ、しかしながら私は練習をすればするほど力の加減がわからなくなり、音程がとれなくなったりもするどうしようもない人間のため、ただ練習するだけでもマズイのでは…と、毎日思い悩んでいます!  とはいっても、練習は女性5人が集まりますので、時には熱く(?)演奏内容を語り、時にはおしゃべりしてて何時間も経っていたなんていうこともあり、充実した練習時間を過ごして参りました。そんな練習もあと一回…(;O;)この美しい難曲を、いい思い出になるような演奏ができればいいなぁと思います。
11月11日13時~17時に南中野にて三回目の練習を行いました。
まずは、四重奏「フルーツパフェ(4曲のうち1、3、4を演奏します)」から。フルートパート三名に加え 通称Pちゃんが参戦してくれてます!
1曲目「フルーツパフェ」はテンポ感や二分音符のニュアンス等確認。3曲目「チョコレート・ダモーレ」(この曲ほろ苦甘いすごく素敵な曲!)は、テンポ変換のところを重点的に。4曲目「ジェラート・コン・カフェ」は、ジャジーなリズムをよりお洒落に♪時々会話に火がついて時間の経過にびっくりする一幕がありましたが、みっちりやりました。
続いて、団員三人で演奏する(本番はこちらの曲からやります)「月明りの照らす3つの風景」とってもミステリアスな曲で、色々課題はありますが、テンポ設定も徐々に定まり曲ごとのキャラクターを明確にできたかなあと。
とても、充実した練習でした。
筆者個人的には反省点ばかりで、とにかく個人練しなくては(汗)

今回全く雰囲気の違う二曲(ミステリアスな曲とチャーミングな曲)を取り上げたので、フルートアンサンブルの色んなキャラクターを楽しんで頂ける演奏できるように頑張ります!
本番まであと一月となり、練習が佳境を迎えつつある今日この頃です。
まだ練習不足だなと思う箇所もありますが、理想の表現に近づいてきている部分も着実に増えてきて、本番に思いを馳せながら楽しく練習に挑んでいる私(Vc)であります。

ところで皆さま、第19回定期演奏会のチラシをご覧になりましたか?
今回のチラシにどんな印象を持たれたでしょうか?

なんてことを聞くのは、今回のチラシの表面をデザインしたのが私だからです(笑)。
今日の日記は、チラシのデザインについてのあれこれを語りたいと思います。

皆さんもご存知のことながら、第19回の曲目は、
メンデルスゾーン 交響曲第5番『宗教改革』
バッハ      無伴奏バイオリンパルティータ2番より『シャコンヌ』
ワーグナー    『パルジファル』より前奏曲

と、かなりキリスト教色の強いプログラムとなっています。
それもそのはず!
実は今回、メインの『宗教改革』に紐付いた選曲を行いました。

ということはつまり、第19回のコンセプトはやはり『宗教改革』!
それもメンデルスゾーンの『宗教改革』というよりは、16世紀に発生したマルティン・ルターの宗教改革と、ルター教会で歌われているという『ドレスデンアーメン』に帰着するのではないのでしょうか。
事実、ワーグナーは生粋のプロテスタントで、『パルジファル』前奏曲の中にはドレスデンアーメンが複数登場します。また、生前は時代の異端児と呼ばれたバッハの作品は、マルティン・ルターに源流があると言います。メンデルスゾーンは言わずもがな。

なるほど、ルターの宗教改革。
そしたらチラシのデザインは宗教改革だ!

そう思った私は、チラシデザイン案を7枚、霞フィルの運営陣に提出しました。
イメージ自体は割愛させていただきますが、提出した7枚のうち、マルティン・ルター絡みのデザインを4枚出しています。
しかし……マルティン・ルター絡みの案は全てボツ。
「これいけるんじゃない!?」と思って描いた季節背景もボツ……。

そうして選ばれたのが、こちらの『教会屋根』。

「あれ?チラシのデザインこれじゃないでしょ?」と思われるでしょうが、実は第19回のチラシデザインの前身がこちらでした。

こちらのイメージは、ルターの宗教改革というよりも、今回のメインであるメンデルスゾーンの交響曲第5番から来ています。
一楽章の冒頭の曲調が、不穏な時代における教会からの鐘の反響のようだなぁと、曲を聴いて真っ先に頭に浮かんだイメージを案に起こしました。
しかし、後ろの背景は過去に描いた教会屋根イラストの使い回し、文字も何となく入れただけという、案としては一番手抜きで作ったものであったため、まさかこれが選ばれるはずもないだろう……と思っていたのですが、まさかでした(笑)。

もはやマルティン・ルターの宗教改革のイメージはどこへやら……。
しかしせっかくこれに選ばれたのならば、霞フィルのチラシ用に新しく教会屋根を描こうじゃないか!
それも反響が良さそうな鐘付きの大聖堂で、ルターとの関わりが深そうなやつを……!

そんなこんなで新しく描いたのが、ドレスデンの聖母教会。
ルターの時代よりもずっと後、18世紀前半に建てられたルター派教会で、現在はドレスデンの観光名所にもなっています。

我ながら再現度が高いなぁと自画自賛の一枚。
二点ほど特筆すると、一つは屋根の右側の塔の上にいる女神について。彼女が持っているアイテムが、実はパルジファルの聖杯であることが、隠し味の一つ。
そしてもう一つは、そもそもこの聖母教会自体が、バロック様式の建築物であるということ。

なるほど。
ルターの宗教改革だなんだと言いながらも、チラシのデザインが最終的に落ち着いた先は、『今回の3曲の融合』。
そう考えてみると、我ながら上手いこと背景を描いたなと、これまた自画自賛(笑)

そうしてこの絵のRGB値をいじり、文字を入れて出来たのが、第19回のチラシの表になります。

刷り上がったチラシを見て、一人ニマニマしたのは言うまでもないでしょう。
他団体のプログラムにチラシを挟みに行った際も、「うんうん、うちのが一番目を引く」とどこまでも自画自賛の嵐でした(笑)。チラシを挟んだ団体の演奏会で、隣の席の人が霞フィルのチラシをじっくり見ているのを見ると、一人嬉しくなったものです。

もちろんデザインに対する自己満足もそうですが(笑)、それよりも、今回のチラシを見た人に「霞フィルで宗教改革!聴きに行ってみようかな」と思わせるものになってくれていたら、本当に嬉しいです。

本番まであと一月。
このチラシがどんな効果をもたらしてくれるのか、期待と不安でいっぱいです。
そしてそれよりも、このチラシを見て来ていただいた人、そうでない人にも存分に楽しんで頂けるよう、より一層気持ちを込めて演奏せねばと思う次第です。
夏の暑さにも負けずに、あと少し頑張ります!

ちなみに余談ですが、マルティン・ルターとドレスデンを調べているうちにドレスデンに行きたくなってきたので、第19回が終わったらドレスデンに行ってこようと思います(笑)。
この週末は台風の接近が見込まれていて、平日のうちからずっと週末の天気を気にしていました。
夕方はかなり雨風が強かった場所もあったようで、みんな思い思いに自衛してきたり、早めに向かったり、あるいは少し落ち着いてから出かけて遅れて参加したりと工夫していて、このような予報だった日にしては出席率の良い合奏となりました。また、この日から参加してくださる方々も含め、頼りになるエキストラの方々もいらっしゃいました。感謝。
宗教改革1楽章序奏と4楽章→アンコール候補曲試奏→パルジファル→シャコンヌ→宗教改革1楽章の主部以降、という順番で、こんな天候の中がんばって来た甲斐があったと思える、楽しい内容でありました。
幸い、合奏が終わったころには雨はやんでいたので、いつものように反省会を持つこともでき。こちらも、雰囲気良くとっても楽しかったです♪
早いもので、演奏会まで1か月と少し。毎週合奏が入るようになるので、完成度を上げて、より音楽が楽しめるようになっていきたいです。
先生を招いての管分奏、弦分奏でした。

シャコンヌについて、バッハはよく歌い過ぎやクレシェンドし過ぎといったことが指摘され表現を抑制されることが多いですが、あまりそういう感じでなく、もっと歌うところに時間を使う、もっと歌いやすいようにアーティキュレーションを工夫するということがありました。

パルジファルでは、美しい和声の進行を滞りなく見せるところをしっかり見せる。演奏する側はあらかじめ分かっていて、その移り変わりにふさわしい流れ(ダイナミクスの変化)を演出する。

宗教改革では、フレーズの歌い方、特に、より出すべきところを指摘して引き出していただきました。

今回、印象としては、もっと出すべきところを出すということが必要なのだろうと思いました。
そもそも、出すためにはあらかじめ自分がそこに感動していることが必要と思いますが、まだ演奏するこちら側が、曲の良さをまだまだ未消化なのでしょうね^^;。

シャコンヌ、 パルジファル、 宗教改革、と祈りに満ちたプログラム。
それぞれ表現方法がとても異なっていますが、すべて、キリスト教の神を讃え、この神によって創られた美しい世界に生きることの喜びに満たされるという点において共通しています。

「そんなに歌いすぎないで」と言われがちなバッハと、「もっと歌って」と言われるワーグナー、メンデルスゾーンなので、表面的には正反対かのように見えたりしますが、感動ベースではまったく同じと思います。
まず曲に感動するところから始めることが必要かもと思いました。

シャコンヌについて、バイオリンの演奏は比較的劇的な表現で、音楽的な高まりが分かりやすいですが、最近クラシックギターの演奏を見つけました。すごく穏やかに淡々と弾いているように見えますが、ギターを触ったことのある人はこの奏者の感情がものすごく劇的に変化し続けていることが分かると思います。バッハってほんとに内に秘めたる激情だなあと再認識しました。
https://www.youtube.com/watch?v=JNEnzNHTkd8&list=RDJNEnzNHTkd8&start_radio=1
2月24日、第18回定期演奏会を開催いたしました。多くのお客様にご来場いただいたことをこの場を借りて心より御礼申し上げます。

不肖ながら、個人的な演奏会の感想を述べさせていただきます。

モーツァルトの魔笛、オペラもさることながら、序曲も非常に有名な曲。私も聞くのも演奏するのもとても大好きな曲。しかし、アダージョ明けのアレグロは我々Vn2にとって、とても恐怖の瞬間なのです。練習の度に定まらないテンポ、我が道を行く猛者たち、他の2曲が重たすぎるせいでゲネプロでもほとんど取り上げられず、本番これはどうなることやら気が気でありませんでした。
本番直前の昼休み、本番大丈夫かなぁと思っていたら、我らがリーダーから「アレグロのテンポはアダージョの2倍って思っていいからね~」と天の声が発せられました。リーダーの声のおかげでアレグロの滑り出しはこれまでになく安定していたように思います。 めでたしめでたし。

ハイドンバリエーションとブルックナーの1番については、とても体力のいる曲目で、練習の度に良い汗をかいてしまっていました。弦楽器のトレーナーの先生からは、体力をつけるために本番前に肉を食うようにというご指導をいただきました。
Vnを触りだしてから、体力の温存ということに全く気を使ったことのない私でしたが、今回ばかりは配慮が必要であると思い、ゲネプロでは力を抜き、昼には肉おにぎりと栄養ドリンクと対策を講じました。

魔笛が終わり、ハイドンバリエーションが始まると木管楽器の美しい音色が聞こえてきます。曲が進むにつれて気分もだんだん盛り上がっていきます。流石ブラームス先生は人を乗せるのがお上手じゃないですかと内心思いながら、ここで頑張って弾いてしまうと後が続かないと必死で自分を抑えます。フィナーレは我慢できませんでしたが、これくらいなら休み時間に回復すれば問題なしです。

メインのブルックナー交響曲1番は、フィンガリングとボーイングともにとても難しく、お休みが少ないため、両手を酷使しなければなりません。特に、フィンガリングで厳しい場面が多く、2楽章を終えたころには、指が悲鳴を上げ始め、4楽章のトリルの嵐でギブアップしてしまうのが常でした。しかし、今日は肉おにぎりと栄養ドリンクをお昼に食べたから大丈夫。曲が進むにつれて徐々に両腕が言うこと聞かなくなっていきました。4楽章の終盤の終盤、メノモッソに入ったところから、完全に両腕が脳の指示を効かなくなってしまったため、心で両腕をコントロールしていました。最後まで、弾ききることができてよかったです。

何はともあれ、演奏会が無事に終えることができ嬉しく思っております。
ご指導してくださった高橋先生、裏側で奮闘いただきました各係の皆様や各パートのトップの皆様、運営の皆様、大変ありがとうございました。
広ーい会場での練習でした!
響きが違ったのは、広さよりも、天井の高さがポイントなのかもしれません。
最初に練習したハイバリは心許なさが先に立った感じがありましたが、魔笛とブルックナーはなかなか良い音がして楽しかったです♪
そういうときは、今のどこかの部分や誰かのソロがすてき!となるとそのことによりほかの人の演奏もどんどん良くなっていく感じがします。
次回はまた別の広い会場なので、どんな音がするか楽しみです。本番のホールも!
先週は弦セクションと管セクションの合奏をトレーナーの先生に見ていただき、それぞれにとても有意義な時間を過ごしました。

今夜はブルックナーから。2楽章と4楽章をやりました。馴染みのなかった曲で、とくに弦楽器のメンバーは苦労してきましたが、これまでの努力の成果、そして先週の分奏の成果が見られたのではないでしょうか。エキストラの方が増えてきたのも、心強いです。
12月にはハイバリに重点を置いていたのでちょっと久しぶりの魔笛は、部分的に取り出して練習してから、通し。
ハイバリは今日は通しのみでした。

早いもので、演奏会まであと1か月と少しとなりました。 合奏はあと4回。今回の曲を演奏できるのもあとそれだけかと思うと寂しく感じますが、また次回の演奏会の曲との出会いも楽しみにしたいです。
先々月末から今期の活動開始!
いよいよ本番指揮の高橋先生との初合奏日を迎えました
全曲通し~ 皆さんお疲れさまでした~♪


初合奏で、先生のテンポはどのくらいだろう?と
ワクワク♬ドキドキで臨みました
懐かしい顔ぶれとも再会できて嬉しく、
一緒に演奏できてとっても充実♪
疲れましたけど、楽しかったです♫

個人的には少々遅めに感じたところがありましたが、
これが確定ではなく、オケの良さが一番出る形に作り上げたい!
とのお話だったので、どんどん意見と音とを出し合って
これから皆で仕上げていきましょう!

もう少ししたら、ぜひ各セクションの練習が必要ですね
ユニゾンの音程はもちろん! 音の受け渡しや繋がりが
まだまだ覚束無い幼児のようでした
しっかり成長させて、来年の2月には大人になりましょう!
5月28日、練馬文化センター大ホールにて第17回定期演奏会を開催致しました。多くのお客様にご来場賜りましたこと、この場を借りて心より御礼申し上げます。

霞フィルの日記を書く機会を頂きましたので、本番の演奏を自分なりに振り返ってみました。

シューベルト/劇付随音楽「ロザムンデ」序曲
ブラームスの1番もそうですが、誰もが知っている有名曲を弾くのは少しドキドキしました。プログラム最初の曲であり、また私自身演奏会では初めて弾くということもあって、緊張しながら弾き始めた序奏でしたが、アレグロの軽快なリズムになる頃には楽しい気分で演奏することができました。

シベリウス/交響曲第7番
シベリウスの交響曲第7番と言えばトロンボーンのソロ!個人的にはdivisiで分かれてヴィオラがメロディを弾く所が大好きで、本番も上手く弾けたと信じています(笑)

ブラームス/交響曲第1番
1楽章冒頭ティンパニの『ドン、ドン、ドン』と続くリズムが印象的ですが、霞フィルのリズムは他の演奏より少し早めな所が新鮮でした。また、珍しく1楽章の後に拍手を頂きました。
2楽章では、コンマスのソロやオーボエ、ホルンのメロディが美しくて、聞き惚れていたらうっかり弾くのを忘れそうに。
3、4楽章フルートをはじめとした管も綺麗だし、弦の音も聴こえて、『やだなぁ、終わりたくないなぁ』等と思いながら最後まで楽しく演奏することができました。

アンコール曲:シューベルト/劇付随音楽「ロザムンデ」第3幕への間奏曲
オーボエとクラリネットの美しい掛け合いを聴きながら、気持ちは片足半分アルコールへ。

最後は打ち上げでしっかり打ちあがって参りました。

高橋先生が本番前のリハーサルで『音楽を楽しみましょう!』と仰られたことが強く頭に残っております。その言葉通り、楽しい音楽の時間を過ごすことのできた1日でした。

演奏会にお越し頂いたお客様を始め、演奏会の裏側で様々な係やパートのトップ陣、運営の方々の頑張りと支えがあったからこそ無事に終えられたのだと思っております。
皆様、どうもありがとうございました。

また、愉快な仲間たちが勢揃いの霞フィルをこれからもよろしくお願い申し上げます。

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